教員紹介
伊東 和輝 | Kazuki Ito
助教■ 専門分野:ロボティクス/バイオメカニクス ■ 研究テーマ:脊椎動物のロコモーションメカニズムと身体デザイン
- 2019年3月 岡山理科大学工学部機械システム工学科 卒業
- 2021年3月 岡山理科大学工学研究科機械システム工学専攻 修士課程 修了 修士(工学)
- 2024年3月 大阪大学大学院工学研究科機械工学専攻 博士課程 修了 博士(工学)
- 2022年6月〜2024年3月 大阪大学大学院工学研究科 特任研究員
- 2024年4月〜2026年3月 大阪大学大学院工学研究科 特任助教
- 2026年4月〜現在 立命館大学 デザイン・アート学部 助教
これまでの実績・研究概要
ロボティクスを基盤として、生物の運動メカニズムの解明や、建設施工ロボット、災害対応ロボットなど多様な研究・開発を行ってきました。生物の運動メカニズムに関する研究では、古生物である恐竜類の筋骨格構造を、現生する近縁種の解剖学に基づいてロボットで再構築し、歩行メカニズム復元を目指してきました。また、内閣府主導ムーンショットプロジェクトや経済安全保障重要技術育成プログラムの研究課題に参画し、災害環境下で探査や復旧作業を行うロボットシステムの開発を行ってきました。
研究の方向性
脊椎動物は、長い進化の歴史の中で環境に適応した身体を獲得し、多様な環境を自在に移動する能力を発達させてきました。その運動機序を明らかにすることで、私たちは動物が生み出すしなやかな動きをデザインし、新たに創り出すことが可能になります。この原理を探るために、ロボティクスの知見を用いて脊椎動物の身体構造や動きを物理モデルとして再構成し、運動が生まれる仕組みを明らかにすることを目指します。さらに、脊椎動物が磨き上げてきた身体構造を取り入れた、新たなロボットのデザインに挑戦します。
メッセージ
このデザイン・アート学部には、多様な分野の研究者が集い、バーチャルとフィジカルのものづくりに挑戦できる充実した環境が整っています。さまざまな領域を横断し、そこで得た技術や知見を掛け合わせることで、新たな価値が生まれ、これまでにない表現や、課題を解決する手段が見えてきます。私自身も、情報空間と実空間をつなぐインターフェースとしてのロボットと、多様なデザイン・アート領域との融合がもたらす可能性に大きな期待を寄せています。分野の境界を越え、トライ&エラーで自分のアイデアをかたちにしながら、まだ見ぬ可能性を切り拓いていきましょう。一緒に挑戦できることを楽しみにしています。