教員紹介
加藤 明洋 | Akihiro Kato
助教■ 専門分野:デジタルアート/メディアアート ■ 研究テーマ:デジタル/フィジカル統合表現とメディアアートの文脈評価システムの制作実践
研究者データベース- 2014年3月 中京大学情報理工学部情報メディア工学科 卒業 学士
- 2018年3月 情報科学芸術大学院大学 メディア表現研究科 修士課程修了 修士(メディア表現)
- 2018年3月〜2019年3月 Hakbee Lanka株式会社
- 2019年4月〜2022年9月 スタートバーン株式会社
- 2019年6月〜現在 drawCircle合同会社 代表社員
- 2020年4月〜2021年3月 情報科学芸術大学院大学 特別非常勤講師
- 2026年4月〜現在 立命館大学 デザイン・アート学部 助教
これまでの実績・研究概要
ウェブエンジニアとしての実務経験を基盤に、ブロックチェーンやAIなどの技術を用いたメディアアート作品の制作を行っています。代表作《かぞくっち》はPrix Ars Electronica 2024でHonorary Mentionを受賞しました。これまでにNTTインターコミュニケーション・センター[ICC]や東京都現代美術館をはじめ国内外で展示し、海外でのアーティスト・イン・レジデンスにも参加しています。また、展覧会の企画やトーク、教育プログラムの実施を通じ、技術と社会の関係を多角的に探究しています。
研究の方向性
ブロックチェーンやAIなどのデジタル技術をアート制作の素材として取り入れ、テクノロジーが社会や価値観にもたらす変化を可視化する作品の制作・研究を進めます。また、ピアプレディクションや分散技術を活用したメディアアートの文脈評価・引用ネットワークの構築を通じて、作品の評価や流通の新たな仕組みを探究します。制作と制度設計を往還しながら、教育やプロジェクト実践とも連動し、フィジカルとデジタルを横断する表現と研究を展開していきます。
メッセージ
テクノロジーが進化する時代において重要なのは、技術そのものではなく、それを通して何を問い、何を表現するかです。私自身、ウェブエンジニアリングを起点に、ブロックチェーンやAIを素材として作品制作を行ってきました。デザインはそうした技術や社会との関係を構想し、かたちにする営みでもあります。本学ではデザインとアートを横断しながら、自らの問いを実践として展開することができます。自分なりの視点で世界に関わる方法をともに探っていけることを楽しみにしています。