2010年7月17日 (第2944回)

森林の保全と管理 -アジア太平洋地域における実情と課題-

立命館アジア太平洋大学 アジア太平洋学部  准教授 有井 健

聴講者の感想

 菊池寛と直木三十五は近代日本文学史上大衆文学の先駆的役割を果し、また共に後進の育成に尽した足跡を残している。 然るに両人の作風に対する論評は日独でかなり見解を異にしているようで、これは国柄か国民性の差違によるのかも知れない。 因みに通俗的なストーリーは解釈の巾が狭いにも拘らず奥深さを備えており、これが魅了を誘うもととなり、後世に着目される所以ともなろう。