2018年5月19日 (第3240回)

ゲーム教育と国際交流

立命館大学情報理工学部 准教授 Jeremy White

 本講座では、まず最初に2000年から2010年にかけて発展した『ゲーム・ベースド・ラーニング』に関する論文に目を向けます。そして、言語習得のツールとしてのゲーム利用の理論上の可能性を示しながら、なぜこのような方法が必要であるかをお話します。

 講義の中では、教室の内外を問わず、実行されたゲーム・ベースド・ラーニングの世界中での成功例もご紹介します。その後、講義の中心を日本におけるゲーム・ベースド・ラーニングに移し、今までの成果や、なぜ未だにこの方法が主流の学習方法として受け入れられていないのかをお話します。

 最後に学生の学習機会を増やすであろうゲーム・ベースド・ラーニングと一般的な教育方法を合わせた理想的な教育方法をご紹介して締めくくります。