2006年7月15日 (第2780回)

立命館小学校の挑戦 ―『命輝く学校』を目指して―

立命館小学校校長 後藤 文男

 2006年4月に開校した「立命館小学校」の新たな挑戦についてご報告をします。

 立命館小学校は、校名の由来のように「命を立てる館」=「子どもたち一人一人の命を輝かす学校」を目指して実践を開始しています。どのような教育目標を定め、どのような方法で子どもたち

の「命の輝き」を引き出そうとしているのか、始まったばかりの実践もまじえ、報告をします。

 実践にあたって私たちが大切な教育の柱として定めたものは、①「確かな学力形成」②「真の国際人を育てる教育」③「豊かな感性を育む教育」④「高い倫理観と自立心を養う教育」という4つの柱でした。この4つの柱こそ、21世紀の現代を生きる子どもたちの学ぶべき大事な「根っこ」と捉え、その「根っこ」を育てていくことを通して「命輝く学校」の実現を図って行こうと考え、実践を開始しています。講演では、どのような取り組みを通して「教育の4つの柱」の実践を進めようとしているのか等ご紹介をする予定です。

【講演柱】

 ①今なぜ小学校なのか

 ②立命館小学校の挑戦~教育の4つの柱の実践を通して「命輝く学校」を目指す

 ③日本の初等・中等教育に新たな風を送りたい

 ④挑戦は続く~今後の課題