2020年10月31日 (第3325回)
住宅残価革命:家と住宅ローンに縛られないための金融技術
立命館大学金融ジェロントロジー/金融・法教育研究センター長 大垣 尚司
2000年以降日本の住宅ローンの期間は35年が標準となり、今後、退職後に長期間住宅ローンの返済が続く人が急増します。一方で、人生100年時代を迎え、移住・住みかえるが当たり前になってきました。退職後の人生を豊かに、かつお金の不安なく過ごすには、家とローンに縛られないための新しい工夫が欠かせません。この講座では、講師が大学での研究成果をもとに20年近くかけて実用化した、公的な住宅残価保証の仕組みと、これを活用した最先端の金融技術についてご紹介します。
- 所属 青山学院大学教授・金融技術研究所長/ 立命館大学金融ジェロントロジー研究センター長
- 主な著書・論文
「金融ジェロントロジーと法」第2105号10−16頁(金融法務事情、2019年1月)
『金融と法』(有斐閣、2010年)
『49歳からのお金』(日本経済新聞出版社、2012年)