2026年10月3日

「文字は、私たちの見方をどう受け継いできたのか」―漢字から考える、世界の捉え方

立命館大学白川静記念東洋文字文化研究所 客員研究員 T&Y日本語学校 校長 大阪府立大学 名誉教授 大形 徹

日本人は独自の文字を持つのでしょうか。漢字は中国から受けとったもの。平仮名は漢字の草書。「あ」は「安」。仮名は漢字の部首。「イ」は「伊」のにんべん。ハングルのような独自の文字ではありません。独自の文字を持つ民族はわずかです。シュメールとアッカドは異なる言語体系ですが、アッカドはシュメールの楔形文字を借りました。日本と中に似ています。漢字には知の体系が含まれており、それが我々の社会の基盤となっています。

 講演者は、立命館大学国際平和ミュージアム終身名誉館長であるとともに、福島原発事故10年目に被災地に創設た平和博物館「ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマ伝言館」の館長を務めています。また、1992年以来、日本及び世の平和博物館運動に深く関与してきました。

 本講演では、あらためて「平和とは何か」について講演者自身の考えを整理します。そして、多様化した平和博館が踏まえるべき共通の原理について考えるとともに、立命館大学国際平和ミュージアムの立ち位置と未来の可能性につて考察します。

講座お申込み