2007年3月17日 (第2806回)

戦後民主主義と立命館

文学部教授・ 百年史編纂室副室長 服部 健二

 館史の通史二の編集作業(特に最終的な校正作業)に、副室長として関わってきました。1980 年代以降をとりあげる通史三の編集作業の方が中心的な仕事でしたので、通史二の取り扱う館史について話をするのは初めてですが、戦後の立命館の歩みを自分なりに考えてみようと思います。

 特に「末川の立命館」とか「末川体制」といわれる戦後の立命館の発展のいくつかのエピソードを取り上げ、私立大学としての立命館の特色をその魅力とともに考えたいと思っています。