立命館 特集

ライフスタイル特集

Oct 24, 2018

Ritsumeikan Style ライフスタイル特集

森本 修平 さん

体育会学生 馬術部

森本 修平さん

産業社会学部1回生

Syuuhei Morimoto

今年100周年を迎える馬術部で、日々馬と向き合い、競技に挑む森本さん。小学生から地元の乗馬クラブで馬術を始めた。障害物を飛び越し、より早くゴールを競う障害馬術と馬のステップや図形を描くような動きの美しさと正確さを競う馬場馬術の2種目に取り組んでいる。試合で、自分が失敗してしまったときには、馬の表情やしぐさで怒っているのがわかるという。「自分の失敗は、誰のせいにもできません。自分自身で認めなければ、馬も自分を認めてはくれません」と話す。
馬術の教本はあるが、マニュアルどおりにいかないことも多いため、自分の感性でやらなければならないことは面白さでもあり、大変さでもあるという。オリンピック種目の中で、唯一道具ではなく、生き物のパートナーがいるスポーツで、馬との信頼関係を築くことが重要な馬術。森本さんは、厩舎掃除やえさの時間のサイクルをあまり変えず、馬の生活習慣をくるわせないようにしている。また、競技の際は、手綱を無理に引っ張ると、ハミ※をつけている馬も痛く、裏切られたと感じるため、自分本位には絶対にならないようにしているという。
森本さんが2頭の馬と目指すのは、全日本学生馬術大会、世界大学選手権での上位入賞、そして全日本大会のパート1に出場すること。パートナーと共に成長を重ねる彼らの今後の活躍に期待したい。
※馬の口の中に入れて、手綱とつなぎ、乗り手が馬に方向や、指示を伝えるもの

a Day

馬術部の活動とアルバイト、学業を両立している森本さんが
どんな1日を過ごしているのか聞いてみました!

起床

1日3食の食事は、必ずとるようにしています。朝食と夕食には、フルーツと野菜摂ったり、体調管理には気をつけています。

柊野グラウンド厩舎へ

龍旺(馬場馬術のパートナー)、龍冥(障害馬術のパートナー)2頭の厩舎を30分ずつかけて掃除をします。一番大変な作業です。

練習、馬の手入れ

馬の手入れは水をかけ、たわしで洗って汗を流したり、シャンプーをすることも。馬にとって、足のトラブルは人生に関ってくるため、足は怪我をしていないか入念にチェックをして、洗います。ふきあげて、乾かしてからそれぞれ、厩舎の中へ。

帰宅

授業

昼休み

昼食は、キャンパス近くのお気に入りの定食屋へ。おいしくて、ボリュームもあるので毎日のように通っています。

授業

帰宅

アルバイトまでの時間に家事や課題をしています。時間があるときには、トレーニングをすることも。

アルバイト

帰宅

and

他の日にはこんなことも

馬の食事は、1日朝・昼・夕方・夜の4回で、当番制になっています。馬が気になって、様子を見に行くこともあり、日によっては、1日に何度か厩舎へ行くこともあります

スケジュール管理

スケジュール帳は、色分けして分かりやすく
部活に関することは赤、学業は緑、その他は青と色分けして記入しています。
無駄な時間をなくす
早朝からやるべきことが多いため、テキパキとこなしていかなければ、間に合いません。スマホを使う時間を減らしたり、ぼーっとしている時間があれば何かすることはないかを考えています。そして、なるべく睡眠時間を確保するようにしています。

my こだわりアイテム

  • トレーニンググッズ
  • 鞭
  • ヘルメット、ショートブーツ、 チャップス、拍車

龍冥

ちょっと怖がりだけど、素直で人懐っこい、とてもかわいいパートナーです!