地域産業復興調査研究プロジェクトは、被災地の中心部である仙台市に立地する大学の研究者を中心に
東北地方の各大学、東北経 済連合会、東北活性化研究センター、東北経済産業局、中小企業基盤整備機構
県・市町村（自治体）等との連携と協力のもと、中長期的な東北地域の産業復興に向けた東北地域全体の
新たな産業配置や農林水産業などの革新的な産業政策の構想など、様々な学問的視点からの知見を
総動員して地域産業復興の進捗状況や課題を調査分析し、被災地から情報発信していくことを目的とし
東北大学災害復興研究センターが実施しているプロジェクトです。
　このたび、そのプロジェクトにおいてシンポジウムが下記のとおり開催されます。再生可能エネルギーの
今後の普及を、地域産業の活性化と雇用創造につなげるためにはどのような課題があるのか、普及が
先行している太陽光発電をとりあげ、九州や関西等の太陽光先進地域で既に事業を展開している企業の
先行経験から東北地域が何を学べるのかを考えます。

【再生可能エネルギーの産業化と東北復興 －太陽光先進地域から何を学べるのか－】

日時 ： 平成25年2月6日（水） 13時～17時20分
場所 ： 東北大片平キャンパス 片平さくらホール
主催 ： 東北大学大学院経済学研究科　地域イノベーション研究センタ－・震災復興研究センター

プログラム：
■開会挨拶 13：00～13：05
東北大学大学院経済学研究科長 大滝精一

■特別講演 13：05～13：40
「再生可能エネルギーの導入状況と地域活性化」
経済産業省東北経済産業局 資源エネルギー環境部 エネルギー課長 柏 芳郎氏

■基調講演 13：40～14：20
「太陽光発電産業の現状と課題～新規参入への道筋～」
立命館アジア太平洋大学 アジア太平洋イノベーション・マネジメント・センター長
中田行彦氏
※研究に関する記事掲載→http://www.oita-press.co.jp/localNews/2012_133903127006.html

■事例紹介 14：30～16：00
① 「電線事業から太陽電池部品事業への参入～配線ユニットを事例として～ 」
行田電線株式会社 取締役 PV事業本部 統括本部長 木村幹雄氏

② 「中小企業における新規ビジネス創出の事例紹介 ～半導体から太陽電池へ～」
株式会社 デンケン 常務取締役 山野健治氏

③ 「太陽光発電ビジネスの現状と今後の展開について
～芝浦グループの太陽電池付賃貸マンション、メガソーラーへの進出事例～」
芝浦グループホールディングス株式会社 代表取締役会長兼ＣＥＯ 新地 哲己氏

■パネル討論 および フロアとの質疑応答 16：10～17：20
「太陽光先進地域の経験から何を学べるのか」
モデレーター：柴田友厚（東北大学大学院経済学研究科 教授）
パネリスト ：中田行彦氏、木村幹雄氏、山野健治氏、新地 哲己氏



【リンク】チラシPDF