避難所等での運動不足の解消プログラムのご紹介
震災復興支援から生まれた運動トレーニングをWEBで公開しています。
スポーツ健康科学部は2012年10月~11月にかけて、東日本大震災の影響でグラウンドに仮設住宅が設置された大船渡市立第一中学校の男女計149名を対象に、1日の身体活動量調査(歩数および消費カロリー)を実施しました。「限られた場所でも行えるR-Sportsプログラム」は、その調査結果にもとづき、被災地の子どもたちの運動量の増加および体力の維持・向上を目的にスポーツ健康科学部所属の教員などが開発したものです。
2013年3月、同学部は第一中学校で行った身体活動量と栄養調査の結果をはじめ、2012年2月から行ってきた運動・健康科学面での支援の取り組みを、災害復興に向けた連携協力協定を結ぶ大船渡市に報告しました。併せて、「限られた場所でも行える運動プログラム」の教本とトレーニングDVDを贈呈。
今回、「限られた場所でも行えるR-Sportsプログラム」のトレーニングDVDと教本を一般の方々にも広くご覧いただけるようにWEBで公開しました。
熊本地震で被害にあわれ、避難所等で運動不足になっている皆様にもご活用いただければ幸いです。
教本のPDFはコチラ
※スポーツ健康科学部における東日本大震災復興支援の取り組み-被災地の中学生に対するスポーツ教育支援プログラム-は平成23年・24年文部科学省復興教育支援事業に採択された研究プロジェクトです。