12月20日(日)OICキャンパスで「ふくしまの今を語ろう」を開催いたします。
12月20日(日)「ふくしまの今を語ろう」開催のご案内
あの日から1745日、、
学校法人立命館では、2011年4月21日に災害復興支援室を設置し、距離が離れていても思いを寄せていこうと、教育・研究・その他多彩な活動を通じて、被害にあった方々やまちの未来のために取り組んでいます。
岩手県宮古市・大船渡市、宮城県気仙沼市などで活動を重ねつつ、2013年12月には福島県と立命館の間で復興にむけ連携・協力のため、協定を締結しました。
協定締結3年目を迎える12月20日(日)立命館大学大阪いばらきキャンパスにおいて「ふくしまの今を語ろう」を開催いたします。
風評と風化、二つの風に向き合う現地の今を知り、感じ、考える1日になることを願って、映画「物置のピアノ」鑑賞や復興支援活動を通して見えた「ふくしまの今」を専門家、学生、留学生たちの報告やパネル展示、体験型の企画そして本と語りなど多様な視点からのお話しをお聞きする場づくりを企画いたしました。
多くの方にお越しいただき、「あの日から1,745日」と日々の暮らしに思いを馳せながら、ご一緒によりよい未来を拓く機会にできればと願っております。
皆さまのご来場をお待ちいたしております。
日 程:2015年12月20日(日) 10:00~16:30
場 所:立命館大学大阪いばらきキャンパス B棟立命館茨木フューチャープラザ
申 込:不要です。
★但し、映画上映につきましては、先着120名とさせていただいております。 午前9時30分より受付し、先着順となっておりますので、ご了承ください。
企画内容:
<ステージ企画>
カンファレンスホールでは、震災前から制作され震災後に完成された映画「物置のピアノ」を特別上映します。福島の名産である桃の農家を舞台に、家族のつながりの大切さに気づいていく姉妹の成長が描かれた作品です。
映画の後は立命館と福島とのあいだで結ばれてきた縁を紐解くトークセッションを行います。
放射線防護学という観点から、「福島の保育園児に安心な散歩道を」と子どもの心身の発達を支援してきた安斎育郎先生
避難者支援の現場から福島県が置かれた風評と風化の政策の推進の立場を務める野地誠さん
大学1回生の冬に仲間たちと始めた福島県での活動を縁に2015年度の1年間は大学を休学し楢葉町で支援に取り組んでいる西崎芽衣さん
福島の支援活動を行なっている学生たちの報告も行います。
映画『物置のピアノ』のプロデューサーの橘内裕人さんにもご参加いただきます。
トークの前と後には、ホール企画と連動して、試食・試飲、抽選会など、福島に触れる場を設けています。
<ホール企画>
イベントホール3では、福島県のキャラクター「キビタン」が来場!
福島の今を伝えようと、福島県と立命館のそれぞれがパネル展示を行うほか
試食・試飲など会津地方に古くから伝わる縁起物「起き上がり小法師」の絵付けなど、体験型の企画も多数あります。
<ライブラリー企画>
図書館と聞いて、皆さんはどんな場を想像するでしょう?
これまでの図書館の概念を打ち破る「まちライブラリー」という新たな挑戦が立命館大学大阪いばらきキャンパスにも設置されました。
人の手が入って里山が守られるように、地域の方々と共に学びの場を育てる取り組みが始まっています。
今回はこの「まちライブラリー@OIC」を舞台に、福島を語り継ぎ、語り合う場を設けます。
今回の催しを記念して、福島に関する本を「植樹」ならぬ「植本」するセレモニーも実施します。
本と語りを通じて交流を深めてください。
【映画のHP】←こちらをご覧ください