[在学生の皆さま]東日本大震災 被災地でのボランティア活動について
2011年4月14日
立命館大学震災支援活動情報ネットワーク311+Rnet
(立命館大学 学生部、サービスラーニングセンター)
立命館大学震災支援活動情報ネットワーク311+Rnet
(立命館大学 学生部、サービスラーニングセンター)
東日本大震災の被災地では、少しずつではありますがボランティアの受け入れ態勢ができはじめ、複数の学生のみなさんから、被災地でのボランティア活動についての相談が寄せられています。学生のみなさんが問題意識を持つことは大切なことですが、被災地でのボランティア活動に参加しようとする場合は、以下のような心構えや準備が必要であることを十分認識しておいてください。
1.事前に大学窓口に相談する
被災地でのボランティア活動に参加しようとする場合は、事前に各キャンパスの学生オフィスまたはサービスラーニングセンター(=ボランティアセンター、以下同様)に相談してください。サービスラーニングセンターでは、震災ボランティアに参加する際の注意点などの情報提供や、ボランティア保険の加入手続きを行っています。
学生オフィス、サービスラーニングセンターを中心に構成する「立命館大学震災支援活動情報ネットワーク『311+Rnet』」では、震災ボランティアに関するリソースセンターとして、「被災地の方々を支援するボランティアをしたい」という学生のみなさんからの様々な相談を受け付けています。活動場所として衣笠サービススラーニングセンター(ボランティアセンター/学而館1階)横の学生ルームの一部を提供しています。
2.事前に十分な情報を収集する
被災地でのボランティア活動は各府県の「災害ボランティアセンター」や「社会福祉協議会」がとりまとめを行っています。現在は「滞在中の食料や宿泊場所は自分で準備すること」が基本となっていますが、被災地の状況は刻一刻と変化します。被災地に迷惑をかけることなく、ニーズに即した活動を展開するために必要な情報を、事前に十分収集してください。
京都・滋賀地域では、被災地へのボランティア活動に関する情報を以下の拠点から得てください。
【京都】京都災害ボランティア支援センター
【滋賀】滋賀県社会福祉協議会
「311+Rnet」では、様々な情報を提供するとともに、皆さんからのご相談に応じています。ぜひ活用してください。
3.被災地でボランティア活動をしようする場合は、決して個人で現地入りや活動をせず、現地の活動拠点を有する各団体を通じて参加する
被災地でのボランティアでは組織的な活動が必要です。個人で行動するとかえって被災者に迷惑をかけたり、自身の安全を確保することができない恐れがありますので注意してください。
4.被災地を支援するボランティアには多様な方法があることを知る
被災地に直接行く以外に、関西でできる震災ボランティアがあります。「311+Rnet」では、そのようなボランティア活動に関する情報を紹介していく予定です。関心のある方は、各キャンパスのサービスラーニングセンターまで相談してください。
5.ボランティア保険に加入する
ボランティア活動に参加する際は、必ず事前に「ボランティア保険(天災に対応するもの)」に加入してください。各キャンパスのサービスラーニングセンターで保険加入手続きを行うことができます。活動に向かう3日前までに、サービスラーニングセンターで手続きを行ってください。
【京都】ボランティア保険(天災プラン)
【滋賀】ボランティア保険(天災タイプ)
<お願い>
「311+Rnet」では、今後、学生の皆さんから、震災関連ボランティアとして活動された体験・経験に関する情報を収集・蓄積し、それらの「情報を共有し交流する場」としての役割を果たしていきます。被災地での活動に限らず、震災復旧・復興支援に関わるボランティア活動の情報を積極的にお寄せください。
立命館大学震災支援活動情報ネットワーク311+Rnet 075-465-8124
学生オフィス(衣笠)075-465-8168 (BKC) 077-561-3917
サービスラーニングセンター(衣笠)075-465-1952(BKC)077-561-5910