さんりく・大船渡親善大使 濱守栄子さんがOICでお話と演奏会を開催しました!
本学が「震災復興に向けた連携協力に関する協定」を締結している大船渡市の「さんりく・大船渡親善大使」を務めるシンガーソングライター・濱守栄子さんのお話と演奏会が、7月9日(日)大阪いばらきキャンパス(OIC)、立命館フューチャープラザ3階のコロキウムで開催されました。
濱守さんは2019年にピアノ演奏で全国を廻り、毎日コンサートを開催することで義援金1000万円を集め、被災地に寄付をされています。今回はその第二弾として、「いつかの『夢』は『今』叶えよう」と題して全国を廻られ、OICでのコンサートは今回の日本一周の90日目でした。
本人のお堅い銀行員からミュージシャンになった経緯、ミュージシャンの夢が挫折しそうになり大船渡に帰ろうと思った時に東日本大震災が起こり、いつでも帰れると思っていた故郷が帰れない場所となったことなど、自分の経験を話しながら曲を歌っていきます。母親の思い出を歌った「遠い空の下で」、自分が生まれ育ち、津波被害の街を縦断している「国道45号線」など、どれも心温まる曲でした。
2019年に1000万円を集める決意をした時、その決意を言葉にしたそうです。また、毎日歌い続けることを実行したそうです。今回の日本一周では、夢を叶えるためには、言葉にすることと、実行することが大切であることを伝え続けています。
最後は30名の参加者全員で記念撮影。演奏会が終わっても、濱守さんを中心に談笑の輪が広がっていました。