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本企画は、東日本大震災発生から11年が経過した今、災害の教訓から何を学んでいくのか、国内外で発生する自然災害に対し、復興支援と防災・減災の観点からわたしたちができることを考える機会とすることを目的に開催したシンポジウムです。
当日は新型コロナ感染拡大防止のためzoomミーティングにて開催し、最大で188名の聴衆の皆さんにご参加いただきました。

【シンポジウム内容】

▼黙とう

サトウタツヤ
立命館災害復興支援室・立命館大学総合心理学部 教授
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▼挨拶

仲谷 善雄 学校法人立命館 総長・立命館大学長
ご挨拶全文
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▼記念講演

「陸前高田市の津波教訓から南海トラフ地震への備えへ」
久保田 崇 氏
静岡県掛川市 市長・元岩手県陸前高田市 副市長
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<久保田 崇 氏 プロフィール>
1976年静岡県掛川市生まれ。2001年内閣府入府。ボランティア活動をきっかけとして
2011年から2015年まで岩手県 陸前高田市副市長として、津波被災地の復興に関わる。
2016年から立命館大学公務研究科教授(災害復興支援室副室長)。
2019年に掛川市副市長に就任、2021年より掛川市長。

*記念講演では、久保田氏が掛川市内のコミュニティスペースからオンラインで講演を実施し掛川市側の会場に集まった市民の方々20名も講演を視聴されました。


▼パネルディスカッション

テーマ「復興支援/防災・減災~大学はいかに貢献できるか~」

*パネリストの教員2名の研究活動の概要説明、学生1名の復興支援活動の紹介の後、研究が、学生がいかに災害の復興に貢献できるかについて、その可能性や将来の展望について意見交換を実施しました。

【パネリスト】
●西浦 敬信
立命館大学情報理工学部 教授
【復興支援に寄与する研究】「避難所の快音化と減災に向けたユニバーサルサウンドスケープ社会の実現」
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●泉 朋子
立命館大学情報理工学部 准教授
【復興支援/防災】「思い出に共感する心の支援/誰にでも伝わる情報共有」
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●川上 友聖
立命館大学産業社会学部 2回生
【災害復興における大学生の役割】「チャレンジ、ふくしま塾。」で福島の今を知って
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●ファシリテーター
丹波 史紀
立命館大学産業社会学部 教授
2022.3.11-7-pannel ●パネルディスカッションの様子


▼結びの挨拶

災害復興支援室長 サトウタツヤより、シンポジウムの総括と聴衆の皆さんへの参加のお礼を述べた後、本企画「いのちのつどい」が、2011年3月11日に東日本大震災で失われたいのちを思い、いのちと向き合う機会として2012年から始めたものであることに触れ、現在のウクライナ情勢に思いを寄せる提案をさせていただき、事務局より配布したウクライナ国旗をzoom背景として、聴衆の皆さまとともに思いを寄せる時間を設けました。
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<関連情報>
学校法人立命館 公式HP_総長メッセージ-ロシアによるウクライナへの軍事侵攻について