学生インタビュー

INTERVIEW

INTERVIEW 01

食産業・食文化に貢献すべく、貪欲に学んでいきたい。

平畑 友貴 さん

食マネジメント学部 食マネジメント学科
兵庫県立長田高校出身

INTERVIEW

01

 子どもの頃、兄や姉と一緒に母の手伝いをするなかで料理の楽しさを知ったことが、食に興味を持つようになったきっかけです。兄はバリスタに、姉はパティシエになりましたが、自分はどのように食に関わっていくのか、進むべき道を見極めたいとの思いから、食を総合的に学べる食マネジメント学部を志望しました。

 現在はマネジメント、カルチャー、テクノロジーの3領域を広く学んでいます。心に残っているのは「経営学入門」です。学びを通して今まで意識したことのなかった、容易に食材が手に入る便利さを、日本の食の供給システムの成果として捉えられるようになりました。そして、スーパーでダシを選ぶ時、各種の特徴を把握するだけではなく、「それぞれがなぜこのような味になったのか」ということまで考えるようになるなど、食品に対する視点も変わりました。

 現在は、食に関わる活動にも積極的に参加しています。一つにはユネスコの無形文化遺産にも認定されたナポリピッツァの職人の技術を、学部が提携している「真のナポリピッツァ協会」の指導のもと学習しています。協会から寄贈されたピッツァ窯をキャンパスで活用し、本物のナポリピッツァ作りに挑戦しています。また、オーガニック食材の認知度を高めることを目的とする学生農業団体「ORGANiC」では、地元の農家の方々の指導のもと有機野菜の栽培・収穫を体験しました。

 こうした日々のなかで、「食産業・食文化に貢献したい」という目標が定まってきました。今後も講義やあらゆる活動を通して得られる新たな発見、出会い、コミュニティを糧に、食に対する見識を深め、感性を磨いていきたいと思っています。

INTERVIEW 02

外食企業との共同研究、農業体験の団体設立。正課・課外で食を追求。

長谷川 梨香 さん

食マネジメント学部 食マネジメント学科
茨城県・土浦日本大学中等教育学校出身

INTERVIEW

02

 高校時代は料理人になりたいと思っていました。料理だけでなく「食」を総合的に学べるところに魅力を感じ、食マネジメント学部に進学しました。印象に残っているのが3回生の時に受講した「総合講義(起業)」で、外食産業の大手企業・株式会社サイゼリアの創業者の講義を聴いたこと。これをきっかけに、1年にわたって株式会社サイゼリアとの共同研究に挑戦しました。社員の方々へのインタビュー調査、店舗で活用されているマニュアルの分析、店舗施設などを行い、大手企業のノウハウをまちの個人経営の飲食店に生かすにはどうしたらいいかを考えました。また課外では、友人と一緒に学生団体「カノール」を創設。農業体験を通じて生産者と学生をつなげる活動に取り組んでいます。活動を通じて実感したのが「リーダーシップ」の重要性。現在、これをテーマに卒業論文を執筆中です。自分がかなえたい夢を信じ切る。そんな勇気が湧く卒論を書きたいと思っています。

INTERVIEW 03

多角的な側面から食を学ぶおもしろさを実感。

黒坂 ヒカル さん

食マネジメント学部 食マネジメント学科
福岡県立福岡高校出身

INTERVIEW

03

 食を学ぶおもしろさを身をもって実感したのが、1回生の「基礎演習」でゼミナール大会に出場した時です。グループに分かれて自分たちで決めたテーマで研究に取り組み、論文にまとめた成果を発表しました。私たちのグループは、食材をムースのようなきめ細かい泡状にする「エスプーマ」に焦点を当てて調査を実施。醤油のエスプーマを作って官能評価や食味調査を行い、幼児から高齢者まであらゆる世代での活用可能性を検討しました。調査・研究を通して「食」の多様な側面を知り、「食っておもしろい!」と改めて感じました。

 3月には、先生に随行して米国で開催された最先端テクノロジーのイベントSXSWに参加。イベントでは先生が企業と共同で開発している日本酒を使ったゼリーを来場者に紹介する役割を任せられました。多くの人に興味を持ってもらい、海外の人に日本の食を伝えることにも関心が広がると同時に、語学力やコミュニケーション力の必要性も痛感しました。そのため今後は英語の勉強にも力を入れたいと考えています。さらに視野を広げるため、夏休みにはベトナムでの海外研修に参加する予定です。

 2回生になった今は、「入門演習」で細胞の培養や化学実験に挑戦し、新たなおもしろさを発見したところです。関心を持ったことがあれば、どんなことにでも挑戦できるのが食マネジメント学部の魅力。これからも食の多様な面を学び、興味や可能性を広げたいと思っています。

※SXSW:South by Southwest、サウス・バイ・サウスウェスト

INTERVIEW 04

ビジネス、文化人類学、栄養学、調理への挑戦、「食」を切り口に幅広い分野を学んだ。

石崎 宏太朗 さん

食マネジメント学部 食マネジメント学科
東京都・青稜高校出身

INTERVIEW

04

 「食」についてカルチャー、マネジメント、テクノロジーとさまざまな側面から学べるところに興味を持ち、食マネジメント学部を志望しました。心が惹きつけられた授業の一つが「総合講義」です。食ビジネスの現場で働く方や、世界中の料理を食べてきた方など多様なゲスト講師の講義を聴いて、視野が大きく広がりました。また課外プログラムである「グローバル・カリナリーアーツ・アンド・マネジメント・プログラム」に参加し、「ル・コルドン・ブルー」の先生に教わりながら調理に挑戦。その中で時間通りに仕事をやり遂げるマネジメントスキルを磨くことができました。文化人類学やマーケティング、栄養学など幅広い分野を専門にする先生から学べるのが本学部の魅力です。また学業だけでなく、学生団体「ぎゅっと滋賀」に入り、お土産の開発を通して滋賀県の魅力を知ってもらう活動にも力を注ぎました。多様なバックグラウンドや考え方を持つ学生と友達になり、自分自身の考え方も成長したと感じています。