正課・課外活動

07.06

正課

2022

太田ゼミが黄檗普茶料理を探求する為、京都府宇治市白雲庵さんに伺いました。

6/29の太田ゼミは学外授業として、黄檗普茶料理を探求しに、京都府・宇治市萬福寺門前にある白雲庵さんへ伺いました。
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普茶料理の献立は二汁六菜を基本とし胡麻豆腐や吉野煮、季節の菜味、味付天麩羅等、吟味された素材を風味豊かに、また擬き料理など見た目も華やかに調理されています。また大皿に盛られ、四名で取り分けて食べるということも特徴です。
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懐石料理の原点としては、13世紀よりの禅宗の「精進料理」があります。
現在大きく分けると、大徳寺系、永平寺系、高野山系、黄檗系の4系統があり、その中で中国のままの形で今に残る(万福寺の館長さんは十三世まで中国人のお坊様)ものが黄檗の普茶料理です。(また今年は隠元隆琦三百五十年にあたります。)

実は立命館大学びわこ・くさつキャンパスのある湖東地域は、黄檗寺院が多くある地域です。その理由を考えたり、「あまねくお茶の料理」と言う視点で考えるというものとても面白いです。

学生も、見た目の華やかさや、予想とはちがう、しっかりとした味付け、梅干しの天ぷらなど普段とはちがう調理法にも驚いていました。
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