邑南町での2日目は、石見和牛の子牛を育成しているところを訪問することから始まりました。そこでは、母牛が10数頭いて、父方の血統と肉質との関係など、また畜産の課題などについて学びました。併せてイワナの養殖もしており、見学をしました。

   

　その後、地域で醤油を作っている柿崎醤油店に伺い、醤油づくりや木樽を使うこだわりについて学びました。実際に木樽を使って醤油を3年程度熟成しているとの事で、その樽の大きさに圧倒されました。

  

　午後からは、最初に廃線となった三江線の駅を訪問し、そこで行われている交流人口の増加に関わる取り組みについて学びました。天空の駅ともいわれる宇都井駅を訪問し、ライトアップやトロッコの運行など、様々な取り組みを理解しました。

　その後、口羽地区で伝統的に行われている鯉の養殖について、コイサイドを訪問しました。コイサイドでは、養鯉場を運営すると共に、コイ食文化を伝えるためのゲストハウスも兼ねた拠点を運営しており、拠点を手作りで改築していったことなども話を聞きました。そして最後に実際に地域で食べられている料理について、試食をしました。ここのコイは、清流から水をひいていることもあり、泥臭くなく、あっさりした美味しいものでした。