3日目は、最初にJAあしきたが運営する道の駅でこぽんにて、道の駅の運営と加工品の生産について、話を伺いました。特に加工品では工場をもってゼリーを生産していますが、製品の企画から販売に至るまで何が必要となるのかについて理解すると共に、柑橘の規格外品をどのように活用するのか、についても理解しました。

　その後、つなぎ百貨堂に向かい、津奈木地域での一次産品の生産・加工に対する思いや考えについて学びました。津奈木地域では環境に配慮し、共生を目指した農漁業を展開しています。なぜ、そのような事をするに至ったのかなど、背景について理解する機会となりました。

　最後に、2つに分かれて、一つはつなぎスローフードさんに、津奈木地域の郷土料理について実習を含めて学びました。その地域らしい食とは何なのか、を五感を通じて理解しました。もう一つのグループは、福田農場へと伺いました。福田農場では、観光農園としての柑橘の栽培と各種の販売、そして搾汁の工場を持っています。特にこれまでの歴史と搾汁する時の特徴、そしてなぜ農場を作るのに至ったのか、についても学ぶ機会となりました。

　

2泊3日の期間は短いように感じますが、非常に充実したフィールドワークとなりました。今後秋学期には、3つの班のそれぞれが、自分たちが学んだことを活かして、BKCとその近辺で実践的な活動に取り組んでいきます。