正課・課外活動
06.10
正課2024
小沢ゼミで6月1日から3日にかけて和歌山県でフィールドワークを行いました(2日目)
2024年6月1日から3日にかけて、小沢ゼミで和歌山県にてフィールドワークを行いました。
2日目は、白浜町の日置川地域でフィールドワークを行いました。日置川は白浜町でも南の方にあり、観光客が多く来る地域から少し離れたところにある地域です。ここに道の駅志原海岸という施設があり、この施設の活性化に取り組んでいきます。
今回の訪問では、海側の地域を周りました。最初に南紀熊野ジオパークのつながりの一つとなる志原海岸の鳥毛洞窟へと見学に行きました。干潮時にしか行くことが出来ない洞窟で、昔は水軍の船置き場としても活用されていた、とのことです。
その後、グランピング施設を見学してから藍染の工房でお話を伺いました。藍染の工房は、藍で地域起こしをしようというところから始まって、現在に至っている、とのことです。ただ、近年、藍の生産は、鹿の食害により取り組むのが困難になっていて、後継者が不足しているとのことでした。一方で、藍染に使われない種や茎が何かに使えないか、ということも伺いました。
そして、道の駅志原海岸の見学後、コーヒーを栽培している農園に伺いました。コーヒーの栽培の経験がなく、また日本でノウハウを聞ける人もほぼいない中で、手探りで無農薬でコーヒー栽培を行っていました。なかなか大変なことも多い、とのことでしたが、ご夫婦で取り組まれており、将来を感じる地域資源の一つでした。ここでも、コーヒーの樹の葉やコーヒーチェリーが何かに使えないか、ということを伺いました。
最後に、道の駅志原海岸に戻り、意見交換を行いました。地域資源をどのように用いれば、道の駅により多くの人に来ていただけるのかを考えていくための一歩目となりました。
今後も、道の駅志原海岸に関わるプロジェクトは継続していきます。