正課・課外活動

09.20

正課

2024

3回生小沢ゼミの有志が島根県の邑南町で研修しました(1日目)

 立命館大学食マネジメント学部では、2019年度に邑南町と協定を結び、学生の研修などを行っています。今年度は、小沢ゼミの3回生3人が邑南町を訪問しました。

 1日目は邑南町の概要を教えていただいたのち、地域野菜のバイキングの昼食を経て、垣崎醤油店を訪問しました。垣崎醤油店では、醤油の文化や発酵、そして地域の原材料を利用することによる波及効果など、幅広いことについて伺いました。

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 その後、島根県の新品種のブドウ「神紅」の生産の現状について伺うとともに、有害鳥獣対策としてのジビエについてお話を伺いました。ブドウに関しては、本格的に取り組み始めて3年目となり、出荷量も増えつつありますが、色づきなどまだまだ工夫の余地は大きいとのことでした。また、ジビエに関しては、イノシシによる農作物への影響は大きいものの、豚熱との関係で積極的な防除がとりにくい状況にあることなどを伺いました。

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 その後、邑南町の中心的な観光施設の一つである香木の森公園ハーブガーデンに伺い、観光協会の方よりハーブガーデンの現状について伺いました。そして夜は、地産地消のレストランであるAJIKURAにて、夕食をいただきました。

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 邑南町では、中山間地としてどのように地域を持続させていくのか、食を中心に据えた取り組みが行われています。このような食に関わる取り組みについて、集中的に実地で体感することを通じ、単に机上で学ぶだけでなく、実際にどのようにできる可能性があるのかを実感できる学びを進めていきます。


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