正課・課外活動
10.15
正課2024
ガストロノミックスタディプロジェクト(GSP)Ⅰ(小沢クラス)で水俣・芦北地域を訪問しました(2日目)
2日目は、水俣を海から体験するために、からたちの大澤さんの指導のもと、SUP体験から始まりました。
水俣の海は水俣病と密接に結びついた過去がありますが、大澤さんは、海から素晴らしさを知って、水俣のファンになってほしい、という想いで様々な活動をされています。
学生も、きれいな海を確認し、また体験することで理解をしていました。
その後2グループに分かれ、一つのグループはMr,Orangeさんとばらん家さんへ、もう一つのグループはモンヴェール農山さんと椎葉農園さんへ伺います。
Mr.Orangeさんは、環境にやさしい柑橘栽培をしており、除草には七面鳥を利用しています。この環境への優しさが美味しさにつながり、また地域の環境を守ることにつながっている、とのことでした。
ばらん家さんは、障がい者を雇用してのサトウキビ栽培からの黒糖生産や、地域の食堂、また公園の整備などを行っています。
障がい者が自分らしく働ける環境を作るとともに、様々な資源などを循環させて運営をしています。
モンヴェール農山さんは、海をきれいにするには山を作っていく、という事を基本の姿勢として、山の中での養豚からはじまり、加工品づくりなども行っています。
施設そのものも、ほぼ自分たちで開墾して作り上げています。改めて、山と海のつながりを知るきっかけとなりました。
その後、津奈木町の椎葉農園さんに伺い、有機農法への想いを伺うとともに、地域の方から畑を借りて、サツマイモの生産を維持している畑に伺いました。
有機栽培によって、環境への負荷を下げ、持続可能な生産をしていく、とのことでした。
その後、宿泊先のホテルに移動しました。明日は朝から不知火海の今を理解するために活動します。