正課・課外活動

10.18

正課

2024

ガストロノミックスタディプロジェクト(GSP)Ⅰ(小沢クラス)で水俣・芦北地域を訪問しました(3日目)

秋学期開講直前の、9月25日に訪問3日目となりました。
3日目は芦北町漁協のサポートを受けて、干潟でのあさりについて学んだ後、伝統的な漁法である「うたせ船」の漁の体験をします。
25日は干潮が朝7時半ぐらいであったため、7時前に集合し、干潟そばの堤防に移動しました。そこで胴長を着て、堤防を越えて干潟に入りました。
干潟では、あさりを食べるチヌやエイから守るために、保護シートをかけてあさりを育てていました。保護シートのあるところは、あさりが多くいましたが、保護シートのないところは、まったくいない状態でした。
なお、あさりは稚貝をまくのではなく、海の中にいる幼生が守られることによって成長する、とのことです。
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その後ホテルに戻ってチェックアウトしたのち、うたせ船は漁場までエンジンで移動したのち、帆を張って風を受け、底引き網で漁をします。
足赤エビなどのエビ類を狙った漁法です。ただ、高齢化が著しく、担い手も不足しているとのことでした。
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午後には、初日の新幹線の遅れで行くことができなかった水俣病資料館に寄りました。
最終日の最後の時間での訪問となりましたが、水俣地域で抱えた課題に向き合い、未来に向かってどのようなことが必要とされているのか、について理解する機会となりました。
その後、新水俣駅で解散し、帰路につきました。

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