正課・課外活動
11.25
正課2024
日本初!?マリアゼミがブルガリアの国営テレビに出演!
2024年10月23日~24日、食マネジメント学部のマリアゼミがブルガリア国営テレビBNTによるドキュメンタリー映画の撮影に参加しました。この映画は、ブルガリアのヨーグルトが日本でどのような歴史を歩み、現在に至るまでどのように展開されてきたのかをブルガリアの視聴者に紹介する内容で、2024年末に放送予定です。
撮影では、1975年の大阪万博をきっかけに、日本で初めてプレーンヨーグルトが開発・販売された経緯や、ヨーグルトが日本の家庭料理に定着していくまでの歴史を学ぶ授業の様子が取り上げられました。また、ゼミ所属の学生たちが考案したヨーグルトを活用した家庭料理の調理・試食シーンも撮影されました。この活動を通じて、ヨーグルトの特徴を活かし、日本の家庭料理の素材や調味料とどのように調和させることができるか、「乳和食」という新たなジャンルについて深く考える良い機会となりました。さらに、撮影隊から提供されたブルガリアのハーブ塩を使用した料理にも挑戦し、味覚の新たな可能性を探りました。
実際に調理されたメニュー例:
・ブリの照り焼き風ソテー・ヨーグルト添え
・ヨーグルトと胡麻和えサラダ
・南瓜のヨーグルト和え
・ヨーグルト豚汁
・ナスのフリッター・ハーブ塩風味
撮影の合間には、ゼミ生が日本人向けにプロデュースしたブルガリアの伝統的なチーズパイ「バニツァ」を試食していただいたり、大学生協食堂との「乳和食」コラボレーション企画について意見交換を行うなど、学生たちは撮影隊やコーディネーターの方々と貴重な交流を深める機会を持ちました。この経験を通じて、ブルガリア料理や文化についての理解をさらに深めるとともに、日本の食文化との新たな接点を考える大きなきっかけとなりました。
マリアゼミでは、「食を介した日本とブルガリアの交流の活発化」をテーマに、学生ができることや、より効果的なツールや方法を模索しながら、これからも全力で取り組んでいきます。このような国際的な活動を通じて、学生たちは食文化を基軸にした新たな価値創造の可能性を追求しています。