正課・課外活動

02.12

正課

2025

小冊子『山田のまちの朔日メニュー』を作成/2月1日限定「朔日プレート」を伊勢・木下茶園さんと共同開発しました(高田ゼミ)

高田ゼミ3回生の「食班」では「朔日参り(ついたちまいり)」という風習に着目し、食の神さま・外宮さんの周辺に広がる「山田のまち」で、朔日参りにちなんだ限定メニューを提供している店を調査しました。これまでまとまった形での紹介はされていなかったことから、提供しているお店にヒアリング調査を実施し、A5サイズ16ページの小冊子『山田のまちの朔日メニュー』にまとめ、伊勢やまだ大学(伊勢市商店街連合会)の協力を得て1,000部を発行しました。
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この冊子は、伊勢やまだ大学のホームページでダウンロードできます。是非ご覧ください。

今回の調査によって、朔日メニューを提供している店が多くないことがわかったことから、冊子の作成と並行して、地域の魅力として新たに取り組む店が増えていくきっかけになればと、外宮前で伊勢茶やスイーツを販売している木下茶園さんと一緒に、メニュー開発をしました。「朔日プレート」は、外宮で1500年間毎日、朝と夕に行われている「日別朝夕大御饌際(ひごとあさゆうおおみけさい)」の食材をモチーフに検討して誕生した2月1日限定メニューです。また、旬の「よつぼしいちご」を使うために、伊勢のいちご農家・大西農園さんへ取材に伺いました。
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2月1日当日は、開発に携わった3名が店内で接客を行い、用意した「おしながき」を使って商品を説明。また、商品に関するアンケート調査を実施しました。「朔日プレート」は大好評で、想定数以上のお客さまにご注文いただき、この取組みは2月6日の中日新聞(朝刊、伊勢志摩版)に掲載されました。
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共同開発や販売の機会を通じて、新メニューのコンセプトやターゲット、販売数や価格の設定など学生にとって多くの学びを得ることができました。木下茶園さん、取材先のみなさん、ご協力ありがとうございました。

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