正課・課外活動

06.18

課外

2025

ブリティッシュ・コロンビア大学Global Seminarからの学生と異文化交流

2025年6月3日、ブリティッシュ・コロンビア大学(The University of British Columbiaカナダ・ブリティッシュコロンビア州/バンクーバー&オカナガン)と異文化交流&食文化ディスカッションを行いました。

昨年度から続く2回目の訪問で、ブリティッシュ・コロンビア大学が開講しているGlobal Seminar Japan Tour of Food Culture, Literature and films)に参加中の21名の学生が、びわこ・くさつキャンパス(BKC)に来学しました。usami01_20250618

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当日の天候はあいにくの雨模様でしたが、雨雲を吹き飛ばすくらいの笑顔でお出迎えをしました。到着後はグループに分かれ、自己紹介もあっという間にBKCキャンパスツアーへ出発!!usami03_20250618

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本学カフェテリアでランチを食べながら交流スタートusami05_20250618

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7グループのキャンパスツアー、ランチ交流を終えると、UBC学生と「カナダ・日本の若者の食文化、栄養、キャンパスライフ」をテーマとしたディスカッションが始まりました。usami07_20250618

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食マネジメント学部・研究科からの参加者17名を合わせると、総勢38名となりました。usami09_20250618

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各テーブルで笑いあり、激論ありの交流が見られます。usami11_20250618

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気になるトピックは、“カナダのキャンパス食事情”や“カナダと日本の食習慣の違い”からスタートし、“特別な日やイベント時の食事の選択”、“健康食に対する意識”、“カナダにある日本食”、そして“食事や食風景のSNS発信”等々です。

意気投合する内容が多かった一方で、不思議そうな顔や驚きの表情を相互に見せる話題もあり、教室は笑顔と熱気に包まれた空間となりました。

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また、異文化交流の楽しみとして、本学部・國枝里美教授による「うま味体験(試飲)」も行われました。無添加こうじみその信州みそを使用して、味の素を加えた味噌汁との飲み比べを全員で行いました。usami15_20250618

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教室全体でMSG(昆布のうま味)を比べながら、三井寺力餅の差し入れもいただきました。usami17_20250618

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UBC・高崎先生、食マネジメント学部・大和田、清水、國枝、宇佐美も参加)

異文化交流会の後は、立命館大学茶道研究部によるお茶会のおもてなしです。UBC Global Seminarのみなさんは、本学・茶道研究部から茶道の歴史、抹茶、そしてお点前についてミニレクチャーを受けました。usami20_20250618

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和菓子を頂いた後は、カナダ人学生が抹茶を点てる番です。usami22_20250618

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食マネジメント学部生も茶会に参加しました。usami27_20250618

エポック立命21 3階 蓬窓庵にて記念撮影

<参加学生の声>

宮内優花さん(食マネジメント学部 4回生)  『私はこれからUBCに留学する予定ですが、今回出会ったUBCの学生たちは、とても勉強熱心で努力家な方が多く、大きな刺激を受けました。多様なバックグラウンドを持つ学生が集まり、様々な国の食文化や生活習慣について話し合う機会もあり、とても貴重な経験となりました。今回の留学では、そうした国際的で刺激的な環境の中で自分の視野を広げ、学びをさらに深めていきたいと考えています。』

宮里こいきさん(食マネジメント学部 2回生)  『去年に続き、今年で2回目のUBC交流に参加しました。今年は立命館生もUBCの学生も多く参加しており、食に対するさまざまな考え方を聞くことができました。特に、抹茶について質問された際に、うまく英語で説明できなかったことが心残りで、これから日本食について英語で詳しく説明できるようになりたいと思いました。また、前回に比べて、分からない言葉があっても積極的に英語で話すことで会話を続けることができ、自分の成長を実感しました。食マネジメント学部ならではの貴重な経験ができたと感じています。』 

茂木 美伶さん(食マネジメント学部 2回生)  『今回の交流会に参加して、英語とは様々なバックグラウンドの人々と会話し、心通わせるためのツールなのだと気づくことができました。私は英語を聞いたり話したりすることが得意ではありません。交流会の序盤は、UBCの皆さんのトークを理解することで精一杯でした。しかし、しばらく聞いていると質問したい事柄がいくつも出てきて、伝わるか不安ながらも英語で発言することができました。すると、皆さん喜んで答えてくださいました。とても嬉しかったです。これをきっかけに、英語で発言することへの抵抗がなくなり、交流会終盤には積極的に話しかけに行くほどになりました!これからは、英語を“将来出会うだろう様々な人と心通わせるためのツール”だと捉えて、ポジティブに英語力を向上させていきます!最後に、今回のような交流会を、学内というとても身近な場所で企画してくださり、ありがとうございました!』

JIANG PENGFEIさん(食マネジメント研究科 修士1回生)  『交流会の機会をいただき、本当にありがとうございました。今回、異なる文化背景を持つカナダの方々と交流する中で、多くのことを学ぶことができました。自分の拙い英語での会話でしたが、相手にしっかり伝わり、理解してもらえたことがとても嬉しかったです。この交流を通じて、これから自分の英語力を伸ばさないといけないことが気づき、また、世界の広さを実感しました。これからも努力を続けていきます。』

緊張感もあった異文化交流の始まりでしたが、食事を共にして、お互いを知っていく時間が進むにつれて、あっというまに距離が縮まっているのがわかりました。また、午後のディスカッションは、発言が途切れる時間がなく、あっというまの1日でした。

日本人学生にとっては、英語で意見を伝え、質問をして、そして相手を理解する活動は、とても刺激的で、貴重な経験となったようです。食マネジメント学部が目指す実践的な英語コミュニケーションの一つとして、これからの学生生活、語学授業、将来のキャリア、留学につながっていくのではないかと感じたブリティッシュ・コロンビア大学留学生と交流でした。

UBC Global Seminarの様子(動画)

https://www.instagram.com/reel/DKeTuEPhTV6/?utm_source=ig_web_copy_link






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