正課・課外活動
08.01
課外2025
ヤンマーの環境再生型農業で生産されたお米のストーリーマーケティングに本学学生が取り組みます
ヤンマーが取り組む未来の農地を守るプロジェクト「SAVE THE FARMS by YANMAR」。食マネジメント学部の有志学生が、ヤンマーとのWorkshopを通じて、「食」の基幹産業である農業への理解を深めながら、このプロジェクトを世の中に広めるためのマーケティング手法を考えます。
農家の高齢化、耕作放棄地の増加といった農業が抱える課題に対して、「未来の農地を守る」ためにスタートしたプロジェクト。その一つのソリューションが、「環境再生型農業」と「営農型太陽光発電」の掛け合わせによって、環境負荷を減らしながら安定した農業経営の実現をサポートするものです。
学生たちは、このWorkshopを通して、滋賀県栗東市で環境に配慮して作られたお米のストーリマーケティングに取り組み、パッケージデザインの考案など実践的な課題に取り組んでいます。2025年7月には、滋賀県栗東市にあるヤンマーシンビオシス株式会社を訪れ、第一回目のWorkshopを実施しました。
当日は、ヤンマーシンビオシス株式会社滋賀事業部事業部長の太田光典様と、ヤンマーホールディングス株式会社マーケティング部デザイン部ヴィジュアルコミュニケーショングループ課長の海道未奈様をはじめとする関係者の皆様にご対応いただきました。
学生たちは、ヤンマーグループの歴史や事業内容、そして農業が直面する課題について理解を深めました。また、デザインを考える上でこうした議論を包括的に理解し、自分たちでストーリーを作っていくことの重要性を学んだようです。
太田様、海道様をはじめ関係者の皆様には、学生の自由な意見を尊重し、温かくご対応いただきました。今後も議論を重ねながら、「SAVE THE FARMS by YANMAR」の認知・拡大に向けた提案を進めてまいります。
引率教員:張本英里(食マネジメント学部)
・参考資料
ヤンマーグループ株式会社「SAVE THE FARMS by YANMAR」ホームページ