正課・課外活動
10.08
正課2025
基礎演習フィールドワークで、京都市中央卸売市場を訪問しました
9月18日(木)、1回生の演習授業「基礎演習」のフィールドワークの企画の1つとして、京都市中央卸売市場を訪問しました。
まず、水産棟の仲卸店舗がある区画を訪れ、鮮魚を扱う各店舗の様子やその区画の構造・取り扱う品などについての解説をいただきました。温度管理のための設備や、マグロや他鮮魚のセリの特徴などについてご説明いただきました。
9: 30から行われる青果の2次せりでは、仲卸業者の皆さまが立つ欄の最後部からせりを見学しました。明確には聞き取れない声・音や、その場でのみ機能する手信号(せりの「手やり」)など、せりのあり方をよく実感できる時間でした。せりの後は引き続き青果の区画に関し、遠地野菜と近郷野菜を分けて取り扱っているといった京都市中央卸売市場の特徴などもご教示いただきました。
その後、水産棟にある見学エリアへ移動し、展示を見ながら市場の機能、流通の仕組みに始まり、各事業者の役割・関係性、また、京の食文化など多面的に学びました。最後は京都青果センターへ移動し、あじわい館で改めて全体を振り返るビデオの鑑賞を行い、質疑応答を通じた京都市中央卸売市場の特徴やその様々な活動についてのより詳細な学習を行いました。