正課・課外活動

05.19

正課

2022

太田ゼミを京都・八幡市にある料亭吉兆・松花堂店にて行いました。

「松花堂昭乗を知り なぜ吉兆さんで松花堂弁当が生まれたのか」その1
4/27の太田達ゼミは学外授業として、京都・八幡市にある吉兆・松花堂店へ伺いました。

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吉兆は、京都を代表する高級料亭です。元々は、大阪で商売をしていた料理人・湯木貞一が1930年(昭和5年)に開業しました。日本経済を動かしているような大物実業家や財界人たちがその料理に惚れ込み、通ったお店でもあります。洗練された店構え、料理、そしておもてなし。すべてに最上のものが揃っています。

ちょうどその数日前には、松花堂弁当が 文化庁の ‘日本が誇る多様な食文化を次の世代へ継承し、国内外へ広く発信していくこと’ を目的とした “100年フード” 事業において、全国各地の100年フードに選ばれ、まさに絶好のタイミングとなりました。

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農家の種入れが 昭乗によって茶の道具となり、そして湯木貞一さんによって和食の定番のお弁当になりました。学生たちは、正方形の中に盛られた隙のない数寄に、感動し、料理長さんからも直接お話を聞くことができ、贅沢な時間となりました。

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知識だけでなく、実際の味と室礼を知ってもらうという生の体験をしていただくことを太田ゼミでは大切にしています。

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