正課・課外活動

09.27

正課

2022

ガストロノミックスタディプロジェクトで、熊本県水俣・芦北地域を訪問してきました。(1日目)

 立命館大学食マネジメント学部と熊本県とで協定を結んでいますが、その一環として、熊本県の南部地域、水俣・芦北地域を、2022年9月13日~15日にかけて訪問しました。この地域は水俣病を経験したからこその食の取り組みが様々に行われています。今回の訪問では、3チームそれぞれの意識に基づいて、フィールドワークを行いました。
 まず最初に、全員で、水俣病の原因となった有機水銀を埋め立てた跡に作られた公園であるエコパーク水俣を訪問しました。そして同じ敷地内にある水俣病資料館を訪問し、地域で何が起こってきたのか、そして何が今に引き継がれているのかを理解しました。教科書で出てくる公害の話と、その現地での捉え方と深さが異なり、地域で抱える過去の重みについて学びました。
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その後夕方からは、地域の食材を活用したコミュニティスペース兼飲食店である「みなまるキッチン」と養豚をして自ら加工販売も行っている「モンヴェール農山」に分かれて訪問しました。みなまるキッチンでは、そもそものスペースの運営に関する思いを伺いました。また、モンヴェール農山さんでは、森を育てるために養豚をしているなど、なぜ運営しているのかという思いについて伺いました。どちらとも、単に今の利益ではなく、将来にかける思いが大きなところでした。
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