2日目は、まず、NPOとして障がい者雇用をしつつ、黒糖を生産しているばらん家さんに伺いました。ばらん家さんは、水俣市で保健師をされていた松原さんが定年退職後に設立したNPOで、様々な障がい者を受け入れています。そしてまた、サトウキビを生産して、それを黒糖にして、手探りながら肥料なども含めた循環型農業にチャレンジしています。実際に、キビとサトウキビと両方の甘みを確かめることもさせて頂きました。

　そして昼食後、3チームはそれぞれの見学先に向かいました。一つ目の班は、柑橘の多品種栽培をしているMr.Orangeさんに伺いました。二つ目の目の班は、味の駅たけんこさんに伺った後、緒方こうじ屋に伺いました。三つ目の班は、天の製茶園へ伺いました。それぞれの班で、水俣芦北地域らしい想いと取り組みの状況について理解する機会となりました。

　2日目の最後に、全ての班が日本最南端の日本酒の自然醸造をしている蔵である亀萬酒造へ伺いました。地域と連携して米作りから行い、気温が下がる冬場にのみ醸造しています。この蔵としての取り組みや今後について伺いました。