正課・課外活動

10.03

正課

2022

太田ゼミが曹洞宗大本山・永平寺に精進料理体験研究に伺いました。

9/1、福井県永平寺町にある、曹洞宗大本山・永平寺に伺いました。

永平寺は、曹洞宗の開祖である道元によって、鎌倉時代の初期に開創されたお寺です。また、770年を経た今日においてもなお、雲水と呼ばれる修行僧の方々が厳しい修行を行っているお寺としても有名です。

入口正面には「杓底一残水 汲流千億人」と刻まれた石柱があります。
道元禅師は日頃から仏前にお供えする水を、門前を流れる川から柄杓で水を汲みに行き、その際、必要な分の水を使ったら、使わなかった残りの水を元の川に戻していたと言われています。
川には水が豊富にあり無くなる心配は無いわけです。しかし、どんなに水が豊かにあったとしても一滴の水も粗末に扱わない、その一滴を川に戻せば下流で水を使う人、またその先の子孫の為になるというわけです。また、ここでいう"わずかな水"とは、ひとりの人間が伝えることのできる教えという意味もあるとされています。
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この世に存在するものは、すべて支え合い、助け合って生かされているということを忘れず、そして自分以外の他者も同様に思いやる心も大切にしましょう、そんなメッセージを感じながら参拝をしました。
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そして、禅修行の修行僧たちの貴重なタンパク源として食されているのが胡麻豆腐です。お昼ご飯は参道口にある「幸家」にて永平寺を取り囲む山々を望みながら、様々な豆腐創作料理のランチをいただきました。
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