正課・課外活動

12.01

正課

2022

専門外国語科目Gastronomic SciencesⅠで台湾の輔仁大學とリアルタイムでお茶の官能評価を行いました。

本科目では,台湾の輔仁大學と英語による遠隔共同授業が行われています。
2022年度は,三日間にわたり(11月14,21,28日),調理学実習室から輔仁大學とZoomでつなぎ,合同でお茶の官能評価を行いました。
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國枝里美先生に英語で官能評価表を作成していただくとともに,お茶の種類ごとに茶葉の量に対しての適切な温度と湯量について詳細に指示していただきました。
1日・2日目は,日台のお茶の官能評価をし,日台のお菓子を食べました。1日目は高山茶,ジャスミン茶,煎茶,玉露,落雁,龍眼羊羹,2日目はほうじ茶と烏龍茶,そばぼうろ,パイナップルケーキでした。評価後は,茶葉を取り出し,手触り,匂いの違いも確認しました。
3日目は,事前にお互いに送っていたスナック菓子を試食しました。授業の後半ではお茶やお菓子について意見交換しました。官能評価をするのが初めての学生もいて,中でもbitterness(苦味)とastringency(渋味)の違いが難しかったようでした。今回初めて玉露を嗜んだり,落雁を食す学生もいたので,よい経験となったことでしょう。
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なお,今回の実践は,R2030推進のためのグラスルーツ実践支援制度のプロジェクト(「魅惑のオンラインフードラボ—日本の食の魅力を世界へ発信—」,「日本に残そう! 伝統の美味しさ—懐かしさを未来につなぐ学生との取り組み—」,「学生が主体的に学ぶことができる強固な足場づくり ―日台の遠隔共同授業のタスク改善から―」)の成果の一部として行われました。

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