2023年6月4日に、GSP（ガストロノミックスタディプロジェクト）小沢クラスで叶匠寿庵の寿長生の郷を訪問しました。GSPの講義では、地域を訪問して疑問を解決し、また提案や実行をしていく事を目的としています。そのサブプログラムとして、叶匠寿庵さんが課題として持っている若年層が和菓子に触れる機会を増やしていく、をテーマで、実施していきます。

その最初として、叶匠寿庵さんの和菓子工場のある寿長生の郷で、叶匠寿庵さんが大切にしている事や守り続けたい事を体感して理解する機会を持ちました。

　当日は、叶匠寿庵の歴史などの説明から始まり、六万三千坪の丘陵地で里山を守り、お菓子作りをしているのはなぜか、また焼き物を自ら焼いているのはなぜか、などについて、教えて頂きました。

その後、御茶席を体験し、寿長生の郷でのプログラムは終了しました。　

叶匠寿庵さんでは、農工ひとつ、というコンセプトを強く持っており、持続可能な菓子作りや地域との共生を意識していますが、そのような点について教室だけでは理解することができない空気感を理解できたと考えています。

　

今後は草津店を訪問し、具体的にどのような形で叶匠寿庵さんのコンセプトを維持しつつそれを特に若年層に理解してもらうのか、について検討していきます。

参考URL：https://kanou.com/gnaviplus/sunainosato/