今年度もGSPⅡ（ガストロノミックスタディプロジェクト、3・4回生対象の13名、高田クラス）では、丸亀市及び丸亀市観光協会の協力のもと、食を活かした観光活性化プロジェクトに取り組んでいます。

2020年度は「月菜汁」、2021年度は「まるがめピンチョス」、2022年度は「城泊」が題材でした。4年目の今年度は「SDGs×食×観光」をテーマに、市内外の生産者や観光関連事業者の持続可能な取組みを観光コンテンツ化するプログラムについて検討しています。

6月10日(土)と11日(日)に丸亀市を訪問し、フィールドワークを行いました。初日は、丸亀城や地域商社OIKAZEのショップを訪問し、午後から４つのグループに分かれて、2箇所ずつ現場訪問とインタビュー調査を実施しました。地域の特産であるアスパラ（㈱めざめ）、オリーブ（Nakai農園）、レモン（まるく農園組橋）の各生産者さんや、宿泊・リゾート施設のレオマリゾート、丸亀城主ゆかりの庭園である中津万象園、クラフトビールを製造・販売するミロクビール、食品リサイクルによって堆肥を製造・販売する㈱パブリック、伝統工芸のうちわ作りをされているうちわ工房・竹。それぞれの訪問先で、ヒアリング対応をしていただきました。

2日目は、丸亀港からフェリーで「さぬき広島」に渡り、地元協議会が宿泊施設として運営する尾上邸について、白賀会長からご案内いただきました。昨年「地域活性化包括連携協定」を丸亀市と結ばれた丸亀製麺の木村様のレクチャーで、うどん作りを楽しく体験。また、地域の方々から、肥料で使う竹パウダー製造の実演や、地元の石材を使った石臼コーヒーの体験などもさせて頂きました。香川県といえば「うどん」ですが、すべての材料を丸亀産のもので作る試みについてもお話を聞き、収穫直前の小麦畑では、小麦の脱穀作業のやり方について教えて頂きました。

今回のフィールドワークを踏まえ、10月の実証ツアーに向けた観光コンテンツ化の提案づくりを進めていきます。

今年度の取り組みも、ブログやインスタグラムで発信していきます。ぜひご覧ください。

おいでんよ丸亀ブログ：https://ameblo.jp/gsp2020/

おいでんよ丸亀インスタグラム：https://www.instagram.com/oidenyo_marugame/