3回生小沢ゼミでは､2023年7月12日に日清製粉様にご協力いただき､小麦について学ぶ機会を持ちました｡小麦製品は数多く食べていますが､小麦の品種や粉の種類の違いについてあまり意識することはありません｡　今回、座学で小麦について学ぶと共に､薄力粉・中力粉・強力粉のそれぞれで製麺された麺を試食することで､どのような特性を持っているのかを学びました｡

業務用の小麦粉においては､租蛋白と灰分(かいぶん)によって製品を分けています｡そしてその製品を作るために､小麦の品種による特性や､小麦を粉にした時にどの部分から出てきた粉なのかによる特性も踏まえてブレンドされています｡日常､スーパーなどで見かける一般向けの小麦粉では､あまり気づきませんが､この多様な小麦粉の種類が小麦製品の多様な味わいを生み出しています｡

最後に､薄力粉(特ナンバーワン)､中力粉(麺月)､薄力粉(バイオレット)から作られた麺の食べ比べをして､同じ麺における硬さや粘り気の違いについて体感しました｡日常､何気なく食べている小麦製品ですが､小麦粉の違いによる製品の違いがどのように生み出されるのか､を理解するきっかけともなりました｡