正課・課外活動

09.27

正課

2023

高田ゼミの3回生が北海道北見市と網走市でフィールドワークを行いました。

高田ゼミ3回生20 名のうちの8名は、今夏、ひがし北海道自然美への道DMOが主宰する「観光寺子屋」事業に参画し、北見市と網走市の「食と観光」について学んでいます。この取組みは、2021年度の帯広・十勝、2022年度の釧路・厚岸に次いで3年目になります。
6月からサブゼミとしてZoomも活用した複数回の事前学習をおこない、9月14日~16日には現地フィールドワークを実施しました。初日は釧路空港から北見に向かいましたが、途中、阿寒湖温泉に立ち寄り、湖の成り立ちや生態系、アイヌコタンについて説明をしていただきました。夕食は、北見の観光で力を入れている焼肉とカクテルの食文化を体験しました。
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翌日は、北見市観光振興課の今村係長のご案内で、車内から特産の玉ねぎや白花豆についてお話を伺い、北きつね牧場や山の水族館、道の駅を視察しました。網走では、かつて網走監獄の受刑者によって耕された農地を転用した大曲湖畔園地(ひまわり畑とコスモス畑)を訪れ、その広大な景色に北海道らしさを実感しました。また、インバウンド客にも有名なジェラート店に立ち寄り、夜にはオホーツクの海の幸を中心とした美味しい食事とともに、観光寺子屋や観光協会の方々と交流を深めました。
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2日目の夕方、網走市民会館の会議室で観光寺子屋や観光協会の方々と意見交換会を行いました。準備してきたプレゼン資料を学生から発表した後、今回のフィールドワークを通じて体験した「食と観光」の魅力や課題などの気づきについてディスカッションしました。
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ひがし北海道は公共交通の利用に難点があります。そこで、最終日はオンデマンドバスを利用して、網走監獄やオホーツク流氷館をめぐり、観光における活用について実体験をしてきました。
今後はこれら一連の取組みを踏まえて、最終レポートをまとめ、関係者の方々にお配りする予定です。今回の機会を設定してくださったDMOの野竹専務理事をはじめ、多くの方にお世話になりました。ありがとうございました。
                                        

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