正課・課外活動

11.21

正課

2025

高田ゼミが伊勢高柳商店街と連携してイベントを開催しました

高田ゼミ3回生は、2020年度から継続して三重県伊勢市の外宮周辺エリアで地域の商店主の方々と連携したプロジェクトに取り組んでいます。
そのうちの一つ、高柳商店街をリビングのようにくつろげる空間にして、地域の子どもたちを対象に多世代交流の場にしようというイベント「Share de たかやなぎ2025」を11月9日(日)に開催しました。チラシや特設ホームページ https://sharedetakayanagi.studio.site/は学生による制作です。
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2022年度から続く第3弾となり、今回は来年から始まる御遷宮のお木曳行事にちなんで「木」をテーマにしました。ワークショップでは親子を対象としたツリー作りやキーホルダーづくりを実施。端材を使ったスタンプや手作りの積み木なども用意し、子どもたちが木に触れる機会を用意しました。また、伝統工芸品「伊勢根付」に取り組む地域おこし協力隊の方に体験ワークショップを出展いただきました。ステージでは、お木曳行事に向けて、各地域で練習を重ねている「子ども木遣り」の木遣り唄を市内19団体の子どもたちが披露し、近隣の幼稚園の保護者を中心とした「まるこバンド」の演奏もイベントを盛り上げてくれました。
特設スタンド「やまだ大学カフェ」では、山田地域の店舗のクッキーや和菓子、総菜パンを販売。淹れ立てコーヒーも好評でした。イタリアンや鰻の飲食ブースもあり、食の面でもこれまで以上に充実しました。
さらに特筆すべきは、このイベントに合わせて、高柳商店街内のおもちゃ屋さんで「カードバトルゲーム」、スポーツジムさんで身体を使って遊ぶ「1分間鬼ごっこ」を独自で企画・実施されたことです。Share de たかやなぎのプレイヤーが増え、地域のお店を知っていただく機会にすることができました。
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また、「まちを巡ってもらう」ための企画に取り組んだ学生グループは、事前に山田のまちの写真を1500枚募集し、それらを使って「食」にちなんだ「日別朝夕大御饌祭」と「御師の料理」の2つのモザイクアートを制作。来場者に地域の魅力を知ってもらい、このことをきっかけに地域への関心を高めることをねらいとしてアピールしました。モザイクアートの1つは、年末まで、外宮参道にあるカフェ「キクイチ分室」にて展示していますので、伊勢にお越しの際は是非ご覧ください。
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また、魅力発信に取り組んでいる学生グループは、このイベントに間に合うようにお木曳行事に関するインタビュー調査を踏まえた小冊子『御木曳のまだ知らない魅力』を制作しました。イベント当日、来場者に配布したほか、現在は、地域の飲食店や宿泊施設、観光案内所などで配布しています。

当日の様子は、中日新聞に取り上げられたほか、地元ケーブルテレビZTVのニュースで紹介されました。

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