専門外国語科目 Gastronomic SciencesⅠでは、秋学期間を通じて、台湾の輔仁大学（Fu Jen Catholic University）の学生と英語を使ったオンライン交流授業（Virtual Exchange）を行っています。ふだんは教室から Zoom を通してプレゼンテーションやディスカッションをしますが、11月24日、12月1日、12月8日の3日間は、調理学実習室でOnline Food Labを実施しました。この特別授業では、日本と台湾の学生が日台のお茶やお菓子を味わいながら、食文化の違いや共通点について英語で話し合います。

第一回目は、台湾のお茶の先生が中国茶道を実演してくださいました。また、台湾紅茶と台湾島の形をしたパイナップルケーキを試食しました。第二回目は、学生たちは懐紙と黒文字の使い方を学び、ひとりひとり抹茶を点てました。また、羊羹と人形焼きを味わいました。第三回目は、英語の官能評価用語を学んだ後、煎茶と台湾の高山茶を飲み比べ、味や香りなどについて評価しました。また、事前にお互いに送り合った日台のお菓子を一緒に味わいました。この日はイタリアのカメリーノ大学（University of Camerino）からの交換留学生も授業に参加してくれました。