2021年5月23日、食マネジメント学部に今年度就任された太田達教授が担当する「GSP*」の授業にて、受講生が茶会体験を行った。

場所は江戸時代に創立され、日本文化による人間育成の場として再興された学問所「弘道館 」(京都市)。

歴史ある建造物、新緑が美しい庭園、四季を取り入れ学生たちのために用意された茶室のしつらえや茶道具。学生たちは最初は緊張した面持ちであったが、おもてなしの心を感じる空間や道具を楽しみ、先生の話に真剣に耳を傾け日本の風土が育んだ茶会を知り、作法を学んだ。

                                                                                       

  

GSPの授業ではこの体験をもとに、今後学生たちは自らの力で菓子をデザインし、マネジメントする力を身に着けていく。

有斐斎弘道館　https://kodo-kan.com

*「GSP」とは「ガストロノミックスタディプロジェクト」の略称であり、食マネジメント学部の特色ある科目のひとつである。食に関連する課題を解決するために社会に対して具体的に働きかける実践力の獲得を目標とするPBL（プロジェクト・ベースド・ラーニング）を用いた授業を行う。太田教授の担当するテーマは「茶席菓子、門前菓子をつくる」。