入門演習Ⅰ（高田クラス）では、食と観光まちづくりをテーマに取り組んでいます。6月6日（火）の授業では「シガリズム」（注）を推進している滋賀県の担当者の方をBKCへお招きし、県の観光振興の考え方や具体的取組みについて講義をしていただきました。

7月1日（土）は、実際に観光プログラムの一つを体験してみようということで、野洲市で江戸時代から続いている糀屋吉右衛門さんにお伺いし、希望者10名が発酵教室を受講してきました。糀や味噌の作り方・効能、糀屋の事業内容などをお聞きしたのち、味噌ディップや味噌玉づくりを体験し、糀で作った4種類の甘酒の飲み比べをしました。滋賀県には鮒ずしをはじめ発酵文化が地域に根付いていますが、それを観光体験として旅行者に提供していくことの希少性と価値を実感することができた一日でした。