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05.27

TOPIC

2022

太田ゼミにて京都府八幡市 やわた走井餅老舗さんへ伺いました。

【街道菓子・門前菓子を考える】
太田ゼミでは、学外授業として、「街道菓子・門前菓子を考える」をテーマに、やわた走井餅老舗さんへ伺いました。

食マネジメント学部は、あらゆる角度から食を研究する学部ですが、今回八幡市をフィールドワークのターゲットとした背景には、松花堂という茶人と茶室、そして吉兆湯木貞一と松花堂弁当という、食文化が育まれていること、それと走井餅という街道菓子から門前菓子に役割を変えながらも250年以上続いている菓子屋があることが、食を通じたビジネスを考えるのにとても面白い土地だからです。

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やわた走井餅老舗さんは、明和元年(1764年)に大津で創業、湧水「走井」を用いたことから走井餅は生まれ、走井餅は「東海道五十三次」の大津宿にも描かれる大津名物の街道菓子となりました。その後、明治43年(1910年)には、時代環境の変化の影響もあり、名水で名高い石清水のふもとへ移転をし、今では石清水八幡宮のお参りに欠かせない名物の門前菓子と変化をとげられました。

学生たちは実演される手つき、どんどん出来上がっていくスピード、なにより出来立てのお餅はとても柔らかく、その柔さにも感動していました。

やわた走井餅老舗 http://www.yawata-hashiriimochi.com/

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