GSPⅡ（ガストロノミックスタディプロジェクト、3・4回生対象の13名、高田クラス）では、今年度「SDGs×食×観光」をテーマに、丸亀市内外の生産者や観光関連事業者の持続可能な取組みを観光コンテンツ化するプログラムについて検討してきました。

6月のフィールドワークと7月にBKCの調理学実習室で試作した結果を踏まえ、10月8日（日）に丸亀市を再訪し、観光コンテンツ化の提案と関係者とともに巡る現地ツアーを行いました。

当日は、丸亀市や丸亀市観光協会、観光関連の方々と一緒に貸切バスで移動し、レモン農園、中津万象園（丸亀藩京極家の別邸）、アスパラガス農園の3か所を巡り、最後に丸亀市役所の会議室で報告会を行いました。訪問した農園で栽培されているレモンは、中津万象園の庭の剪定で出てきた松の葉を利用して育てられたもので、それを再び中津万象園のレストラン懐風亭で提供する茶茶御膳の和菓子（レモン大福）として学生たちが考案し、取り入れていただきました。また、6月の訪問先の一つであるオリーブ農園で、オリーブの葉をパウダー化したと仮定し、アスパラパウダーを活かした天ぷらを考案、今回の昼食用にアスパラ「さぬきのめざめ」などの天ぷらとしてご用意いただきました。

報告会では、4つの班から今回の訪問先を含む8か所の取組みについて、「食とSDGs」をテーマに、外国人観光客と大学生の2つの対象向けの提案を行い、参加者から参考となる多くの意見をいただきました。

今年度の取り組みも、学生によってブログやインスタグラムで発信しています。こちらも、ぜひご覧ください。