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12.22

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2023

【Gastronomic SciencesⅠの授業で、台湾の大学とお茶のオンラインフードラボを実施しました】

 11月13日と27日にお茶の評価をオンラインでリアルタイムに行うオンラインフードラボを輔仁大学(台湾)と共同で実施しました。國枝里美先生からは、お茶の評価に関してアドバイスをいただくとともに、実際にお茶を淹れていただき茶葉の観察方法を教えていただきました。評価をしたお茶は、朝宮茶、ほうじ茶、和紅茶、高山茶、ウーロン茶、ジャスミン茶、台湾紅茶でした。以下は、受講生たちの感想です。
 「私たちは台湾の学生とのオンラインフードラボで使用する茶葉を選ぶために、中川誠盛堂茶舗を訪れました。店主の方にお茶についての様々な知識を教えていただきました。普段は麦茶を飲んでいるため、緑茶に対しては少し苦手な印象をもっていましたが、今回とても美味しく飲めました。また、岩茶や番茶なども試飲しました。茶葉によって茶器や淹れ方が異なるのですが、このような点からも味が変わることを知り、興味深いと感じました。お茶を選定する中で、渋みやうま味があるからこそ緑茶であること、お茶はただ飲むだけではなく、葉の形や色、お湯を注いだ時の様子、どんな香りでどんな味なのかなど、五感を活用することが重要であると理解しました。
 当日は、台湾の学生にとって緑茶のうま味や渋みが苦手であることが分かりました。私たちは、本格的な台湾茶を初めて飲み、緑茶と比べた際の飲みやすさ、すっきりとした味わい、特有の良い香りは台湾茶ならではだと感じ、緑茶の味もよく理解できました。お茶の評価の際に使用した14項目の意味を改めて実感することができ、非常に貴重な経験となりました。これらの用語を英語で学びましたが、知らない表現もたくさんありました。今後、海外からの訪問者に日本茶を紹介する機会は増えてくると思うので、しっかり頭に入れておきたいと感じました。台湾のお菓子も試食しましたが、日本のものより優しい味だと感じました。食文化の違いでこのように味や香りが変わることを知り、視野が広がるきっかけとなりました。」
【文責:天池紘汰、森一輝、鈴木崇弘、草間友香、島内智加、萩原千夏、坪野里咲(全員2回生)】    

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