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01.09

TOPIC

2024

食品中の放射性物質と復興の歩みについて学ぶ機会を持ちました

2023128()のマネジメント論の中で、「食品中の放射性物質と復興の歩み」について学ぶ機会を持ちました。これは、昨年度に引き続き、大学で開催されたものです。位置づけとしては、国が行っている食品に関するリスクコミュニケーションの一環で、消費者庁、内閣府食品安全委員会、厚生労働省、農林水産省の4省庁が主催、共催で立命館大学と経済産業省が入るものとなります。

2011年に震災が起きましたが、今年の受講生の多くは当時、小学校に入るか入らないかぐらいの年代でした。その後、復興が進められると共に、福島第一原発の廃炉に向けて継続した取り組みが行われています。学生の多くは、当時の放射性物質に関わる風評被害などについて強い実体験としての意識はないですが、現在のALPS処理水の話など、見えないから怖い、というところで、現在の食への意識にもつながっています。

今回の講義を受けて、受講生にとっては、単に怖いと思っているだけでなく、意識的に知識を取りに行くことの重要性や、科学としての安全性を判断する重要性などについての気づきがありました。食マネジメント学部では、今後も福島第一原発への訪問などを通じて、震災に伴って何が起き、現在どうなっているのか、と言った事について理解を深める機会を持っていく予定です。

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