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01.22

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2024

草津市立常盤小学校 第五学年「やってみ(総合的な学習の時間)」『常盤のお米を美味しく食べたい』を担当しました

草津市の北西に位置する常盤学区の子供達が米食はなれに、どう対応して楽しく米の消費につながるかというプロジェクトを1月16日に実施しました。太田研究室の4回生木下さんが常盤小学校の卒業生なので太田と木下で訪問。まさにN H Kの『ようこそ先輩』になりました。

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菓子はコミュニケーションツールであるということを元に太田研究室では全国各地の遊園地・デパート・寺社・道の駅などの食(菓子)における地方創生なことを行なっています。今回は常盤小学校の生徒さんたちに米粉の性質や製法化学組成などを学んでいただき、常盤地区の信仰・歴史・風習などをおさらいしました。

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このエリアの近世における中心地「穴村」は1965年くらいまで湖南汽船の大津からの定期航路があり穴村港は大変栄えていました。これは京都からのお灸(リクレーション)の集客です。その土産としての穴村の灸団子は有名です。それプラス学校近くの安羅神社の祭神は新羅の王子「天日槍」です。彼のひ孫である「田道間守」は日本の菓子の神様です。垂仁天皇の命で彼が持ち帰った不老長寿の木の実『橘』が菓子の始まりです。現在でも皇居や平安神宮雛飾には右近の橘としてその姿を見ることができます。今回生徒さんたちに常盤の名所三大神社の藤の花を米粉を使ってこさえてあげました。味は当然ですが土地の文化を五感で感じるお菓子を体感してもらいました。素敵なお菓子を彼らが創造すること楽しみです。

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