TOPICS & EVENTS

06.21

TOPIC

2024

ブリティッシュ・コロンビア大学Global Seminarからの留学生と交流しました

2024年6月4日に、ブリティッシュ・コロンビア大学(The University of British Columbiaカナダ・ブリティッシュコロンビア州/バンクーバー&オカナガン)と異文化交流を行いました。

 ブリティッシュ・コロンビア大学が開講しているGlobal Seminar Japan Tour of Food Culture, Literature and films)から、高崎先生をはじめ11名の学生がびわこ・くさつキャンパスに来学しました。キャンパス前でお迎えし、簡単に自己紹介を終えると、さっそく5つのグループに分かれ、キャンパスツアーに向かいました。

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<本学カフェテリアでランチを食べながら交流スタート>

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各グループでの昼食を終えると、本学部18名の学生も参加し、UBC学生と共にカナダ・日本人学生による「若者の食文化」をテーマとした交流活動が始まりました。

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総勢28名となる参加学生は、小グループに分かれ、日本とカナダの食習慣の違いからはじまり、ソーシャルメディアが食生活や食事の選択に与える影響、家族との食事時間、健康食に対する意識、一人暮らしの食事(自炊/外食)の選択、などに関して白熱(?)の議論がされていました。

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また、コロナ禍を経験した同世代としてコロナ禍前と後の食生活の変化が共有の話題となり、お互いの食・異文化に対する好奇心と探求心は尽きることがない様子でした。

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午後のもう一つの交流活動は、立命館大学茶道研究部によるお茶会のおもてなしです。UBC Global Seminar11名は、本学茶道研究部から茶道、抹茶、そしてお点前についてレクチャーを受けました。

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和菓子を頂いた後は、今度はカナダ人学生が抹茶を点てる番です。お茶会に参加する機会や抹茶を点てる経験は、多くのカナダ人学生にとって初めてだったようです。

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usami18_20240617食マネジメント学部生も茶道経験を見学しました。

参加学生の声から、

小倉吉平さん(食マネ 2回生)
『同年代の他国の学生との英語での交流は、とても刺激的で楽しかったです。“日本食が海外で人気”だという情報は、教科書やメディアを通じて知っていましたが、実際にどのように人気なのか、どうして好んで食べるのかという”生”の知識を得る機会はそう多くないと思います。食という人類共通のテーマを切り口に世界中の人々の文化を理解するという食マネジメント学部独自のメソッドを今回こうして実践できてよかったです。非常に有意義な時間だったと思います。』

新田南さん(食マネ 2回生)
UBCとの交流は英語で他国の学生と食生活について交流する貴重な機会を得ることができ、
有意義で楽しい時間を過ごすことができました。交流中の1時間半は英語で話し続けていましたが、以前よりも英語に対して抵抗がなくなり、英語表現にも困らなくなったことを実感して、とても嬉しかったです。』

津曲真菜さん(食マネ 2回生)
UBC交流会を通して、カナダの大学生活について知ることが出来ました。食マネジメント学部では週2回英語の授業が必須でありますが、その時間では限りがある英語のアウトプットを母語とする人との交流が出来てとても楽しかったです。特に、カナダの大学生の大半は入学して1年目は寮で生活、2年目からは各自別の場所で生活するという日本のスタイルと異なることが印象に残っています。議論では、単語がパッと出でこなくて苦戦もしました。今後、もっと英語に触れてより議論に参加できるようになり新たな知識を身につけたいです。』

 学期中の語学授業とはひと味違う実践的な英語コミュニケーションになりました。健康を意識した食材選びだけでなく、Global Seminarの留学生から受ける和食や日本文化に対する鋭い質問に戸惑い、そして気づかされることも多く、参加した学生がそれぞれの達成感に繋がったことと思います。

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