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09.23

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2019

中・高生を対象とした食品安全に関する理解促進プログラム(教材)の開発

9月23日(月)、内閣府において「認知心理学を応用した中学生・高校生を対象とした食品安全に関する理解促進プログラム(教材)の開発」のアイデアワークショップが開催されました。

 

健康によいかどうか、安全かどうか、おいしいかどうかなど、人間は毎日、食についてのさまざまな判断をしています。その中で、科学的には妥当ではないことを信じてしまうことがよくあります。例えば、オーガニック、という言葉によいイメージを持っている方は多いと思います。そのイメージにつられて、「オーガニックの材料で作られたクッキーを食べても太らない」、と思ってしまう方も多いようですが、摂取される栄養素は普通のクッキーとあまり変わらないので、適切な認識ではありません。

このようにイメージだけでなく、情報を適切に理解し、自分自身で判断するための知識と科学的な態度を身につけるための教材を開発することがこのプロジェクトの目的です。本学部和田教授が研究主担当者として進めており、本学部からは野中准教授も参加しています。

 

ワークショップでは食マネジメント学部を中心とした立命館大学の学生と院生を中心に、中高生、行政・研究機関、食品会社、研究機関職員など約30名が参加し既存の教育用のカードゲーム教材を体験し、新たなカードゲーム内容を共創するプログラムを行いました。

 

今回のワークショップで得られたゲーム内容の草案をもとに新たな教材開発を進めます。

 

研究主担当者:和田有史

分担研究者:野中朋美


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