教員紹介

鎌谷 かおる

Kaoru KAMATANI 鎌谷 かおる 教授

  • 専門分野歴史学(日本史)
  • 所属学会日本史研究会、日本歴史学会、和食文化学会、
    大阪歴史学会、日本村落研究学会

これまでの研究の概要

① 近世日本の生業史研究
 主に琵琶湖の漁業を事例に、生業を通した社会秩序の形成、公権力の「場」の所有について検討
② 村落の総合的研究
 近世から現在までの「村落」についての共同研究
③ 近世日本の気候変動と社会の関係分析
 過去の社会が気候変動とどのように向き合ってきたのかを研究
④ 異分野融合研究における日本史の役割
 異分野融合研究の経験を活かし、日本史が異分野融合研究において、今後どのような貢献ができるのかを考える
⑤「食」の歴史学研究
 「食」という視点から歴史を問い直す/「食」の歴史を踏まえて「食」の未来を考える

食マネジメント学部における今後の研究の方向性

・日本の「食」の歴史を解明する
・「食」の価値観形成を歴史学から問い直す
・調味料と食材の地域差に関する分析
・食文化をどのようにして未来に伝えるか

主な研究業績

  • 中塚武監修 鎌谷かおる・渡辺浩一編『気候変動から近世をみなおす―数量・システム・技術』、気候変動から読みなおす日本史 第5巻、2020年。
  • 中塚武監修 中塚武・鎌谷かおる・佐野雅規・伊藤啓介・對馬あかね編『新しい気候観と日本史の新たな可能性』、気候変動から読みなおす日本史 第1巻、2021年。