教員紹介

これまでの研究の概要
これまでは、ホスピタリティ産業に関わる経営課題から研究を始め、無形のモノを販売する企業や産業の経営課題について幅を拡げる形で、多角的に研究を行ってきました。さらに、人材の開発や獲得などに関する課題、人材と関わって、少子高齢化による人口減少下の日本の地域を維持・発展していく課題についても探求しています。
これらについては、複数の分野や領域にまたがるため、なかなか具体的な研究成果を上げるには至っていません。しかし、実際のフィールドに接し、フィールドの現状や課題に接することで、理解を深め、課題を解決するための具体的な行動が可能となるように心掛けています。
食マネジメント学部における今後の研究の方向性
今後については、特に持続可能な地域という視点から、地域に活力をもたらすために必要な事の探求や、実際に必要な行動を継続していきたいと考えています。また併せて、その重要なコンテンツとなる食について、価値を向上させ、より多くの所得や地域の誇りにつながるように意識していきたいですね。
主な研究業績
- ホスピタリティ再考, 立命館経営学, Vol.54, 4号, pp.177-194, 2016
- 地域の担い手の育成とその可能性:‐「高知県」および「いなかパイプ」を事例として‐, 日本観光研究学会全国大会論文集, Vol.28, pp.245-248, 2013
- 大学生活協同組合の発展と今後‐立命館生活協同組合を事例として‐, ビジネスの発見と創造, pp.255-269, 2012